小型のマザーボード規格としてmini-itx、mini-stxがあります。違いはマザーボードのサイズとPCIE(拡張スロット)の有無です。mini-stx自体は歴史が浅く、現時点ではチップセットH110しかありません。今後も安定的に販売されるかが少し不安です。ケース自体もベアボーンのDESKMINI、SilverStoneなどが発売していますが、選択枝が少ないのが現状です。CPUクーラーの高さ制限もリーテルが搭載できるかできないかレベルの低さでCPUに負荷をかける用途には不向きです。

Mini-Itxのケースは拡張スロット無しやロープロファイル、ミドルタワー、キューブ型と選択肢は多いです。スリム型はCPUの高さ制限が厳しく、小型ケースに拘らなければ選択肢はいくらでもあるんですが、意外と用途に合うケースは少ないです。グラボは諦めますが、CPUクーラーの高さは欲しいけど、小型PCがいいという我儘状態を満たしてくれるケースは少ないです。

TDP35Wでいくなら、PC-Q21が有力候補になります。現状の環境より性能は上がるので妥協する形で小型化を優先するパターン。CPUクーラーの高さが60mmと低く、冷却能力の高いCPUクーラーが利用できません。ケース幅を後20mm横幅を広げてくれたら、理想のケースになれたのに・・・。

TDP65まで対象を広げるとMETISが有力候補になります。電源配置が特殊なケースで小型でもCPUクーラーのスペースも確保されており、グラボもミドルレベルなら問題なさそうなのが魅力です。ATX電源も搭載可能でPC-Q21と比べるとパーツの自由度は高いです。

CPUクーラーの選択肢が広いため、CPUの選択肢も広くなります。自分の用途ならこのクラスで十分です。まあ、用途が変われば、ケースだけ買い替えれば済む話なので、真剣に探すの無駄に思えてきます。後継のMETIS Plusも海外では販売されています。トップがメッシュになり120mmのファンが搭載可能になり、HDDの搭載スペースも増えています。現時点ではMETIS Plusが最有力候補ですが、国内販売はされていないのが問題です。